竹口亭 ホワイトボードとは
ホワイトボードをつかった落語の訪問活動をボランティアで行なっています。
本名、竹口 耕輔(たけぐち こうすけ)。
長崎県 諫早市出身、
長崎市在住 の32歳。
理学療法士として長崎市内のデイサービスに就労しています。
そのかたわら、
2012年よりコント、
2015年より演劇の活動も行っています。
2018年9月には諌早独楽劇場にて、諌早の劇団である「フォルクテイル」プロデュースのもと、単独ソロコントライブ
「KOSUKE TAKEGUCHI SOLO LIVE2018
LIFE INDIVIDUAL 0.01」を2days開催いたしました。
竹口亭 ホワイトボード としての活動を始めたのは、就労先のデイサービスで感じたことがきっかけでした。
「家にいても誰も話す人がいない」
「定年退職して以降、やる事がない」
「行きたいイベントがあっても、身体や心が不自由だから行けない」
理学療法士として現場にいると、毎日のように利用者様からこれらのお声を聞いていました。
それならば自分がこれまでの演者経験を活かして古典落語を習得し、デイサービスの催しとして少しでも楽しんでいただけたらいいなぁ。
と、考え始めました。
落語を始めたてのときは
「早口だ」
「話の内容が難しく、途中から頭の中で組み立てられなくなる」
「そもそも落語自体にあまり興味がない」
など、なかなか良いご感想を得られませんでした。
しかし、複数枚の「ホワイトボード」に
・話のあらすじ
・カギとなるセリフ
・登場人物の似顔絵
を 表示したうえで披露すると、お客様のリアクションが格段に良くなりました。
そこから「竹口亭 ホワイトボード」の芸名のもと、
独自の表現スタイル「ホワイトボード落語」を確立。
2019年から本格的な訪問活動を開始いたします。
「ホワイトボード落語」の特徴として
① 聴力がよわい方々でも、落語を「見える化」することで情報を補い、楽しんでいただくことができる
② 落語を「短く」「分かりやすく」「劇的に」披露することで、老若男女だれでも楽しめるコンテンツ化を図る
が、挙げられます。
これまでの訪問場所は長崎、福岡のグループホームやデイサービス、放課後等デイサービス、保育園、自治会のサロン、地域のお祭りなど。
また、長崎市千歳町の複合商業施設「チトセピア」様の主催のもと、「竹口亭 ホワイトボード ストリート落語」を年間不定期に開催させていただいています。
2020年のコロナ禍以降は、各種SNSのライブ配信機能を駆使した
「竹口亭 ホワイトボード ONLINE LIVE!」を定期的に開催しています。
「究極に分かりやすい落語」を追い求め。
理学療法士としても、そして演者として。
僕という人間が、少しでもお人様の役にたてるよう日々研鑽してまいります。